第3回 「できちゃった・・・」それでいいの?ライフプラン (2002年6 月) こんにちは。暑さの苦手なランママです。毎年出場している5月3日の「武庫 川ユリカモメ70`」も、今年は暑さにマイッてしまって4連覇ならず。夏の 間は無理せず山やロングを楽しむことにします。今週あたり能勢の妙見山では 木苺が食べごろかもしれません。 私の好きなウルフルズのバラードに「僕の人生の今は何章目ぐらいだろう」とい う歌があります。人生が何章で完結するかはわかりませんし、予定通りに事は 運ばないのが世の常です。でも、何かひとつ生涯のうちにやり遂げたいことを もって、何歳までは準備期間、何歳頃で目鼻がついて、何歳頃には完成させ て・・・と、いわばライフプランのようなものを持って生きたいなと私は思っ ています。 「自分の一生をどう生きるか」というライフプランを女性が考える時、妊娠・出 産はとても大きな出来事ですよね。しかしどれだけの人が本当にきちんと計画 して新しい命を誕生させているでしょうか。月経周期には個人差がありますが、 標準4週間として考えてみましょう。多くの女性は来るべき月経が2週間ほど 遅れたところで「赤ちゃんができたかな?」と考える(スミマセン、私もそう でした)。産婦人科へ行くと「おめでとうございます、妊娠6週です」(妊娠週 数は前月の月経から起算するので)。実際には、前の月経からおよそ2週間の 頃に排卵・受精があったと思われるので、新しい命が誕生して4週間というこ とになります。この新しい命はまだ1ミリにも満たない大きさながら、子宮に 着床して母体から栄養を受け取る態勢に入り、すでに細胞分化も始まって将来 心臓になる部分、脳になる部分なども決まってゆきます。「きちんと計画して」 妊娠したのでなければ、プレママ本人はまだその存在に気づいていない時期な のに。X線照射、薬の服用と同様に、激しい運動による体温の上昇は、この新 しい命を脅かす恐れがあります。妊娠がわかった後は誰しもこれらのことに十 分注意を払うでしょうが、気づいていない時はどうでしょうか?これはマタニ ティ・ランニングのひとつの盲点であると言えます。トレーニングと同様、人 生にも長いスパンの計画が大切ですよね。 盲点と言えばもうひとつ、出産後のランニングも思ったほど簡単ではありませ んでした。「赤ちゃん産み終わったらすぐに復帰するぞ!」というのがマタニテ ィ・ランの動機で、おかげで体力はすぐに回復しましたが自分の時間が持てま せん。そもそも「産み終わったら」というのが間違いで、「終わる」どころかそれ から「始まる」子育ての楽しいけれど大変なこと!赤ちゃんの世話というのは2 4時間、年中無休ですものね。産後1ヶ月で初めて30分だけ走りに出たとき、 自分ひとりの時間・空間、その幸せをかみしめながら走ったことを今も覚えて います。 さて、次回からはその後の私をここまで鍛えてくれた「心拍トレーニング」につ いてお話ししたいと思います。