第10回 心拍トレーニングにハマッてるのは30〜40代男性かな? (2003年5 月)  こんにちは。5月はじめの5日間ですでに一夏分ぐらいの日焼けをしてしま ったランママです。特に5/3の「武庫川ユリカモメ・ウルトラ70キロマラソ ン」は今年も好天に恵まれ、長時間太陽にさらされた脚にはランパンの型がく っきり。レース後お風呂屋さんでランナー同士お互いのハダカを指差しながら 大笑いしました。ハイ、想像しないで下さいネ! ヘンな日焼けはチョット困りましたが(水着のあとなら「グアムに行ってきた のぉ〜」とか言えますが・・・)、今回筋肉へのダメージが小さかったのは他 のランナーとバトルをせずマイペースを通したからでしょうか。前半はキロ4 分半、心拍155程度のミドルペースで進み、後半はキロ5分超、心拍145のイー ジーペース。「ウルトラは自分が潰れないことが肝心だ」と言い聞かせて走っ ていました。  さて、これまで何度かBEST RUN!誌上で心拍計をお使いの皆さんにアンケー トのお願いをしました。現在までに回答をお寄せ下さった方は100名弱。BEST RUN!配信数から考えても心拍計をお使いの方はもう少しいらっしゃるかと思 うのですが、よろしければ今からでもご協力をお願いしますね。 ということで今回は途中経過の報告です。まず回答下さった方の9割が男性で、 年齢層では30歳代(45%)、40歳代(30%)の方が多かったです。読者の皆 さん全体の男女比や年齢層を考え合わせると、「女性で心拍計を使っている人 は少ない」ということだけは言えそうです。マラソン記録は2時間台の方が37 %、3時間台が45%おられました。心拍計を使うこともトレーニングの工夫の ひとつですが、そういった意欲の表れが2〜3時間台の記録につながってい る?と解釈するのは先走りのしすぎでしょうか。  お使いになっている心拍計はポラール社、セイコー社の製品がそれぞれ4割 強、使用歴3年以内の方が半数以上を占めていました。つい最近もワーテック スというメーカーが新規参入、ポラール社も3年前に大きくモデルチェンジ、 この数年の間に心拍計を使い始めた方が多いのもうなずけます。セイコー・パ ルスグラフが生産中止というのは残念ですね。  これまでお話させて頂いたように、心拍計を有効活用するにはターゲット ゾーンの適切な設定が一番のキーポイントです。今回の回答ではターゲット ゾーンを「経験値から」設定している方が35%と最も多く、ついで根強い支持 を得ている「マフェトン理論」が29%、「何らかのテストを実施して」という 方は12%でした。やはりテストを受ける機会はなかなかないですよね。しかし、 ターゲットゾーンの設定法や、それを活用したトレーニング方法について、具 体例を示して詳細に回答下さった方もあり、その行間からは高いレベルの意欲 を感じました。  心拍数は個人差が大きいので平均値にあまり意味はありませんが、皆さんの 最高心拍数は188.1±14.6拍/分、安静時心拍数は49.9±9.3拍/分でした。練習 中に実測された最高値をもって最高心拍数とする方が多かったのですが、数値 を見てほぼ妥当と考えました。安静時心拍数はもちろん一般成人の標準値を大 きく下回り、いわゆるスポーツ心臓の特徴を示していました。 レース中にも 心拍測定をする方は半数以下、やはり本番では胸や指のセンサーが負担になる のでしょうか。フルマラソンの測定をした方のタイムは3時間15分±23分、平 均心拍は159.1±10.1拍/分で、それは各自の最高心拍数の85.8±5.2%に相当 するものでした。皆さん結構高いレベルでフルを走っておられますね。今回は グラフを送って下さった方は少なかったのですが、平均値だけでなく心拍変動 を分析すれば、余裕を持って走りきれたとか、突っ込み過ぎが後半失速の原因、 などと次に活かせる反省材料が得られますね。  さて、私も5年使った心拍計をアップグレードし、しばらくは夏の山ランを 楽しむ予定です。どこかのトレイルでお会いできるといいですね!