
Rummama's Magazine Rack 多くの市民ランナーが愛読する専門情報誌ランナーズ、クリール、以前はシティランナーというのもありました。
私は今まで請われるままに、これらの誌面にトレーニング論やら何やらを書き散らかしてきました。
一度ここで整理してみると・・・
いやぁ〜、昔っから同じことを繰り返し繰り返し言ってます。
アッと驚く新トレーニング法!なんてのはありません。
キーワードはズバリ、心拍トレ・コントロールラン・持続走。
この道ひとすじ、素朴な中にも信念の味わいってなところか?
とりあえず佐藤のマラソン論の一端をご覧頂けるかと思います。
でもダイジェストを紹介するだけでは誤解を招くこともあります。
ここにあげた数字が一人歩きするのも本意ではありません。
じっくり時間をかけてこのランママ道場でまとめて行きたいと思っております。
もしも大切にバックナンバーを保管している方があれば、今一度読み返して頂ければ幸いです。
●1987年?月 ランナーズ
「20`走るとバスケットボールを1時間以上やったことになる!?」
(どんな記事?)
20kmレースに出場した市民ランナー5名の心拍数を測定。
これはバスケットのような激しいスポーツをぶっ続けでするのに等しいものだったという結論。
(裏話〜)
当時は今のような腕時時型の心拍計はなく、レース中の心拍を測ること自体がスポーツ医学会でも新鮮なトピックス。
ちなみにランナーズのこの号は自分でも持ってません(泣)。
大阪教育大大学院にいた頃の研究成果。
筆者名は佐藤ではなくM教授になってます(ゴーストライターやん)。
●1994年8月 シティランナー
「ランニング学会第6回大会レポート」
〜妊娠中・出産後のランニングではあるがままの自分や子どもを受け入れること〜
(どんな記事?)
妊娠がわかってから出産後復帰するまでの自身のデータを報告。
妊娠17週〜31週まで軽いジョギングやウォーキングをしたが心拍数はかなり上昇、本格的なトレーニング再開は出産1年半後だった。
(裏話〜)
妊娠中のトレーニング、気負ったわりにたいして走れず。
足がしびれたり逆子になったり、挙句の果ての帝王切開、赤ちゃんはアレルギー。
まあ妊娠・出産・育児ではいろんなことが起こって当たり前、「こんなはずじゃなかった」なんて焦っちゃダメよ〜ということを悟りました。
●1997年3月 シティランナー
「ランニング脳内革命」
〜心拍トレーニングでマイペースランニング〜
(どんな記事?)
大教大の公開講座楽しいジョギング教室ではトレッドミルテストによるATの測定を実施。
その後のトレーニングでAT強度に相当する心拍数やスピードを体得してもらい、フル、ハーフのレースをATを参考にうまく走れたことを報告した。
(裏話〜)
当時は講座受講者の数も少なく、一人一人のトレッドミルテストを何とか実施していました。
●1998年3月 シティランナー
「完走感動記・’97東京国際女子マラソンの笑顔」
〜心拍トレーニングの成果がこのような結果で表せて、とてもうれしいです〜
(どんな記事?)
東京国際女子マラソンでサブスリー達成(2時間58分31秒)、それまでの記録を一気に10分以上短縮したこと、自身がジョギング教室講師であることなどが記事になった。
(裏話〜)
ゴールした時、ライターの小松美冬さん発見、「取材して〜」と恥ずかしげもなく自らをアピールした(笑)
●1999年5月 ランナーズ
「強くなる人はここが違う」
〜心拍計を活用し3つのペース設定で走り分ける〜
(どんな記事?)
大阪国際女子マラソンで自己ベストを更新した例として自身のトレーニングを紹介。
当時の月間走行距離は300km前後だったが、すでに「イージーペース・ミドルペース・レースペース」というトレーニングカテゴリーの概念を導入していた。
(裏話〜)
レース翌日に自宅に電話がかかり、一ランナーとして取材を受けた。
コメンテーターの前河洋一先生に「ほぼ完璧なトレーニング」と褒めて頂きました(笑)。
●1999年8月 ランナーズ
「ランニングがもっと楽しくなる最新グッズ大集合!」
〜ハートレイトモニターがあればこんなトレーニングができる〜
(どんな記事?)
ターゲットゾーンを見つけるために、まずは数ヶ月心拍計をつけていろいろな速度で走り、スピード・体感・心拍の関係をつかむことが大事だと述べた。
(裏話〜)
こむずかしいテストよりも、じっくり自分を観察しようということ。これは今も私の基本。
当時の私が使っていたのはポラールのプロトレーナーXT。
同じページにセイコー・ソニー企業・グンゼ産業の心拍計が紹介されていた(今はないものも・・・)
●2000年10月 ランナーズ
「快適ペースのトレーニング」
(どんな記事?)
10km程度を安定した状態で走りきれる限界のペース、これを快適ペースと呼んでマラソントレーニングの基本に活用しようという提言。
心拍とスピードの関係を調べるコンコーニテストを実施して心拍性作業閾値(HRT)を求め、これを快適ペースとする大教大楽しいジョギング教室の取り組みも詳細に報告した。
(裏話〜)
初めてのきちんとした特集記事、5ページにわたるものでした。
ただ当時「コンコーニテスト、HRT」といった用語は馴染みが薄く(今もだよね)、
「快適ペース」というのは編集者さんの苦心の作です。
●2001年5月 ランナーズ
「苦しまないスピードトレーニング」
(どんな記事?)
スピードトレーニングの目的は動き作りとレースペースの体得。
フルマラソンを前提にするフルのレースペース+αで十分。
大教大楽しいジョギング教室のOB会・夕やけランで実施しているコントロールラン、インターバル、レペティションの実際が紹介された。
(裏話〜)
おそらくコントロールランをきちんと紹介したのはこれが初めて。
この頃から夕やけランでは定番のメニューになっていました。
●2001年12月 ランナーズ
「ラクラク走るフルマラソン」
〜30km以降もペースダウンしない・自己ベストを出すためのヒント〜
(どんな記事?)
有効なトレーニング法としてマラニックではなく周回コースでの40km走、そして30km以降に順位を上げていく気持ちの持ち方を伝授。
(裏話〜)
30km以降のコツ?
「ここからがオバチャンのレースやでぇ〜」と開き直る。
イーブンペースできちんと走れることが前提ですけどね。
●2002年8月 ランナーズ
「走り始めて最初の夏を乗り切る方法」
(どんな記事?)
夏は頑張らない。少しでも快適に走ろう。
早朝や夕方など時間の工夫、快適なウェアやグッズの利用、木陰の多いところ、いっそスポーツジムなど快適な場所選びで一工夫。
(裏話〜)
私自身は夏の方が好きです。
身軽なウェアで走れるし、ビールも美味いし(笑)
●2003年1月 ランナーズ
「これが私のイチ押しトレーニング」
〜走力アップに一工夫・コントロールラン〜
(どんな記事?)
走力アップにお薦めの方法としてコントロールランを詳しく解説。
目標となる「あがり」のペースを10kmのレースペース程度として最初の1kmはウォーミングアップのつもりでゆっくり走りその後1km毎に30秒ずつペースアップして3kmの間にあがりのペースまでビルドアップする。
この3kmを3回繰り返すと10kmのコントロールラン。
持久的な中にもスピードトレーニングの要素を含み、さらにペース感覚を養うことのできるトレーニング。
(裏話〜)
ランナーズによく登場するコーチや先生方がイチオシのトレーニングを紹介。
他には鈴木彰・山本正彦・前河洋一・金哲彦センセイら。
●2003年5月 ランナーズ
「新・快走人生」
〜息子の嵐とフルマラソンを走るのが夢です〜
(どんな記事?)
生活の中にランニングを取り入れながら爽やかに生きる人たちの人生・・・を紹介する新連載の1回目。
笑顔の素敵なランママ〜栄光と挫折の学生時代〜結婚、出産、そして離婚〜発信基地より中継地点に。
(裏話〜)
うひゃ〜、見出しだけだと女性週刊誌みたい!
ちなみに息子の名前は「ラン」と読みます。
この号では別ページでストレッチポールを紹介。
多分、ランナーの間ではいち早く取り入れ、その後のブームに一役買ったと思ってます(?)
●2003年6月 クリール
「第15回ランニング学会大会レポート」
〜市民ランナーのマラソントレーニング〜
(どんな記事?)
3月に大阪で開催された市民公開シンポジウムの様子を収録。
スピード派市民ランナー石戸香さんとウルトラランナー関谷彰子さん、e-Athleteヘッドコーチの鈴木彰さんをシンポジストに迎え、佐藤光子がコーディネーターを務めた。
予想に反して二人のトレーニングはスピードあるいはスタミナに偏ったものではないことがわかった。
(裏話〜)
学会史上最高の聴衆を集めての開催、半分以上は市民ランナーの皆さんで会場は異様な熱気に包まれた。
マラソン会場で自らビラ配りした苦労も報われましたよ〜(涙)。
この功績でランニング学会副理事長になったという噂も。
●2003年10月 ランナーズ
「週末に鍛えてフルマラソン」
〜ペース感覚が身につくトレーニング〜
(どんな記事?)
レース2ヶ月前からの週末メニューをサブフォー、3時間半切りと目標別に紹介。
コントロールランの導入でペース感覚を磨き、マラニックや時間走から周回コースでのペース走へと移行していくことを薦めた。
(裏話〜)
周回コースのペース走、私自身は1周5キロの服部緑地公園を利用。
他に関西では長居公園周回コースがお薦め。
●2004年1月 ランナーズ別冊付録トレーニングダイアリー
「心拍トレーニングで記録を向上!」
(どんな記事?)
心拍トレーニングのメリットはコースの距離・起伏・気象条件にかかわらず最適の強度でトレーニングができること。
最大心拍数や有酸素レベルの測り方、トレーニングやレースへの活用方法などをまとめた。
コンコーニテストの他にトレッドミルでの簡単なテスト法、年齢からの簡易計算法なども解説。
(裏話〜)
毎年この号は売り上げが伸びるという人気の別冊付録。
オマケが欲しくて菓子を買う、仮面ライダースナックのライダーカード・・・などと某サイトで話題になっていた(笑)。
私にとってはビックリマンチョコの方が馴染みがあるのだが・・・。
ちなみに息子はプロ野球スナック。
●2004年8月 クリール
「つくばマラソンで3時間半を狙う!」
(どんな記事?)
サブフォーを達成したら次は3時間半!というのは自然なこと。
これは体系化したトレーニングを必要とするシリアスランナーへの入口だ。
夏から秋に向けて1ヶ月ごとに「走る心と体をつくる(LSD)」「強い心臓、強い脚(マラニック)」
「レースペースを垣間見る(コントロールラン)」「レースペースに慣れる(20〜30kmペース走)」
「レースペースをものにする(5〜10kmペース走)」とテーマを掲げてみた。
(裏話〜)
こちらの編集部さんは結構タイトなスケジュールで原稿依頼されることが多い(泣)。
でもサブフォー、サブスリーではなく、3時間半という目のつけどころは興味深かったので頑張りました〜。
●2004年10月 ランナーズ別冊付録ハンドブック
「フルマラソン5ヶ月完走法」
(どんな記事?)
42.195km、じっくり準備すれば誰でもその先に待っている喜びと感動を味わえます。
ゼロから挑戦するフルマラソン、さあ一緒に走り出しましょう!
シューズやウェアの選び方、ウォーキングから心拍トレーニングまで各種練習法、、ストレッチングや体のケア、レースに役立つ知識など、ビギナー必携のマラソン・バイブル。
(裏話〜)
2004年の仮面ライダーカード、2冊ともに制覇してしまった。
これで美人ランナーとしての表紙グラビアをとればグランドスラム達成だが・・・それはまず実現しないでしょう。
ちなみにハンドブックのタイトル、予定では「ゼロからはじめるフルマラソン」でした。
そういう気持ちでお読み下さい。
●2004年10、12、2005年2月 ランナーズ
「実践!心拍トレーニング」
(どんな記事?)
読者モニターさん3名が佐藤とともにポラール心拍計を使ったトレーニングで福知山マラソンを目指す!という連載企画。
夏からコンコーニテスト、LSD〜マラニック、コントロールラン、40kmペース走と合同トレーニングを重ねている。
福知山マラソンでは全員が自己ベスト達成できそうだ。
(裏話〜)
ナント全国から100名を越える応募を頂いた。
モニターさんから毎週送られる心拍トレーニングのデータを見てアドバイス、そして合同練習。
ランナーズとポラールのスタッフも感化されて河口湖マラソンに挑戦するという「裏企画」も進行中。
番外編
●2004年?月 別冊宝島
心拍計を使ったトレーニングの記事が出たらしい。現物未確認。
●2004年9月 女性セブン
ついにホントの女性週刊誌に登場。○○様との熱愛発覚か?・・・んなワケないでしょ。
アテネ五輪特集、野口みずき選手をみてマラソンしたくなった人はこちらへどうぞ!と紹介された。
●2004年10月 旅の友
クラブツーリズムの会報誌。ランニング教室の活動が紹介された。
う〜ん、結構ありましたね。
最近はチョット出過ぎ?
出る杭は打たれるぞ〜。
いやいや、打たれても打たれても、強くしなやかに頑張ります!
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